債務整理ってどういう意味?


債務整理という言葉を聞いたことある方は多いと思います。
ただ、債務ってなに?整理ってなに?という方も多いでしょう。
債務整理というのは簡単に言ってしまえば、抱えている借金を減らしたり、ゼロにしたり、分割返済計画を考えるものです。
裁判所を通じて借金を整理する方法が、「破産」、「個人再生」というものです。
個別に債権者と話し合って分割返済計画を立てるのが「任意整理」です。

どの手段もメリットデメリットがあるので、自分にあった方法で借金を整理していきましょう。


破産手続は債務をゼロにするもの


破産手続というのは、裁判所に破産の申立てを行い、要件を満たせば、「免責」といって債務が免除されます。
つまり、借金を返さなくてよいということになります。※厳密には税金などの債務は免れません。
ただし、破産申立てには、いろいろな要件が必要となります。
そのため、支払不能の状態にあるのか、債務が増大に至った事情などについて、精査する必要があります。
ギャンブルや過大な浪費によって作られた債務については、免責が認められないのが特徴です。

個人再生ってなに?


個人再生手続というのは、裁判所に個人再生の申立てを行い、認可された再生計画案に従って弁済を続けていくものになります。
抱えた債務を圧縮(減らして)して、弁済していくことができるメリットがあります。
例えば、500万円程度の債務がある場合、最大で100万円程度まで計画案で債務を減らすことができます。
また、住宅ローン以外に債務を抱えている場合、住宅を残しながら、住宅ローン以外の債務を減額させることができることも特徴的です。
破産と異なり、ギャンブル等で作った債務も圧縮できる可能性がある点でメリットがあります。
他方で、安定した収入がないとこちらの制度を利用することはできません。

任意整理ってどんな方法?


任意整理というのは、裁判所を介さず、個別に債権者と話し合って弁済計画を立てる手続です。
一般的に、将来の利息をカットして、その時点の債務を3年程度で分割弁済していくことが多いです。
メリットとしては、裁判所を通さないため、必要書類が少なく簡易に手続が進められることがあります。
また、官報に載らないので、周りに知られるリスクを抑えることができます。
家族内で知られたくない、配偶者に知られたくないといった方でも利用しやすい方法です。
デメリットとしては、債権者が同意しない場合、強制力がないという点です。
また、他の債務整理手続同様に、信用情報機関に登録(いわゆるブラックリスト)されることになります。